| 僕と五月人形の思い出 |
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毎年、３月の半ば過ぎに我が家では僕の五月人形を飾り始めていました。
僕が「五月五日までにはまだ時間が有るし早すぎない？それに五月人形なのに三月から飾っても良いの？」と聞くと、おばあちゃんが目を細めながら「五月人形はお前を守ってくれる人形だから少しくらい早くから飾っても良いんだよ」と教えてくれました。
僕は祖母が買ってくれた、鎧武者の五月人形が大好きで、ひな祭りが終わった頃からワクワクしながら五月人形の登場を待っていたものです。
友達の家に行くと、だいたい四月くらいからパラパラと飾られ始めるのをよく見ましたが、我が家は頑として三月半ばに五月人形を祖母と一緒に飾る事が恒例で、友達に「お前の家は早く飾ってもらえて良いな」とよく言われた事を覚えています。
五月五日の端午の節句には家族や親せきのおじちゃん、おばちゃん、甥に姪などが大勢集まって柏餅を食べたり、大人はご馳走と一緒にお酒を飲んだりと、とても楽しい時間を過ごしました。
そして日も落ちて大人たちの宴会も終わるころになると、おばあちゃんが「そろそろ五月人形も片付けてあげましょう」と言う一言で、子供たちははたきを掛けながら片付けの手伝いをし、大人はそれを眺めながら、最後の
一杯を傾けていました。
僕や甥たちが大きくなるにつれて、親戚が集まる端午の節句の過ごし方もなくなってしまいましたが、今でも毎年三月半ばになるとおばあちゃんは一人で五月人形を飾ってくれています。
既に成人した僕ですが、今年は久しぶりにおばあちゃんと一緒に五月人形を飾ってみようと思っています。雛人形はいつ飾る
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3月30日（土）19:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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